Covinax PREMIUM(コビナックス プレミアム) 脳神経外科おたる港南クリニック

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Covinax PREMIUM(コビナックス プレミアム)

 飛沫感染や接触感染によって感染する病原体は粘膜を通して、体内に侵入してきます。これら病原体の原因であるウイルスなどの外的異物を失活させ、生体を防御する機能のことを「免疫」と言います。生体の免疫は、その侵入部に軍隊が配備されているので、粘膜から侵入してくる外的異物を感知したらまずは「粘膜免疫」が発動します。
粘膜細胞は粘液を産出し、粘膜上皮細胞の上に粘液層を存在させます。そして粘液層の下部にIgA抗体(粘膜に存在する抗体)や抗菌ペプチドを産生させ、病原体が侵入してきても粘膜上皮細胞に到達する前に不活化するようにしています。まるで城周辺の堀のようなものですね。
 新型コロナウイルス(オミクロン株)は、喉粘膜を侵入口として体内に入り込みます。ここでもまず「粘膜免疫」が発動し、免疫機構の中の「自然免疫」(海軍のような沿岸警備隊です)を中心に粘膜免疫として活躍します。つまり、感染予防に対してはこの粘膜免疫を強化することが最も合理的です。ウイルスなどの外的異物に結合し、失活させて、体内に侵入できないようにしたり、侵入してきた外的異物に対応したりするものを中和抗体と言い、その中で粘膜上にある中和抗体を「IgA抗体」と言います。強力な「IgA抗体」を喉粘膜に配置させることが合理的です。

 Covinax PREMIUM(コビナックス プレミアム)は、抗体研究の世界的権威である東京理科大学名誉教授:村上康文先生が30年以上にわたる抗体研究の粋を極めて、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の中和抗体(murak抗体)の作成、大量生産に世界で初めて成功し、商品化したものです(村上康文 Official Site)“murak抗体”とは「Mutation Resistant Antibody based on Knowledge of OMR(会社名)の略称です。ウイルス抗原の変異に対応できる抗体という意味です。

 ここで「モノクローナル抗体」と「ポリクローナル抗体」について説明します。体内に外的異物(抗原)が入ると、これを除去するため抗原に特異的に結合する抗体が作られます。抗体産生細胞によって、抗体は作られて血液中や体液中に分泌されます。1つの抗体産生細胞は、1種類の抗体しか作りません。その抗体産生細胞を単離して培養することで、単一の抗体を得ることができます。これを「モノクローナル抗体」と呼びます。抗原全体のうち、抗体が結合する部分をエピトープと言い、抗原には複数のエピトープが存在します。複数のエピトープに反応する複数の抗体、同じエピトープに反応しても親和性の異なる様々な種類の抗体ができます。これらをまとめて「ポリクローナル抗体」と呼びます。

 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のスパイクタンパクは細胞膜上の「ACE2受容体」に結合し、体内に侵入します(図3左)。遺伝子新薬は、事前に抗スパイクタンパク質抗体を配備することが感染予防に寄与すると考えられて、筋肉内にスパイクタンパク質の設計図である化学修飾したmRNAを入れ、それによって全身の細胞に新型コロナウイルスのスパイクタンパク質を産生させることで、生体の免疫反応を惹起して、血液中に抗スパイクタンパク質抗体を準備して、実際に新型コロナウイルスが体内に侵入してきた時に迎え撃つというコンセプトのもとに開発されたものでした(図3右)。
 ここで注目すべきは、この方法だと新型コロナウイルス(オミクロン株)に対する粘膜免疫が全く配備されないということです。つまり、玄関を開けっぱなしにして、接近してきたウイルスは侵入し放題、体内に侵入することを阻止できるコンセプトではないということです。「粘膜免疫」を配備せずして感染を予防でき得るとは考えられません。軍隊でいうと、空軍である液性免疫(血液中の抗体)のみを訓練し、沿岸警備隊である「自然免疫(ここでは粘膜免疫)」(海軍)や外敵が上陸してきた時に戦ってくれる「細胞性免疫」(陸軍)の訓練が全くされていないということです。この状態では、侵入してきたウイルスに早期に対応し、上陸を防ぐということはできません。実際にこの遺伝子新薬で対応しても感染は阻止できなかったということを実感として気がついている方も多くいらっしゃると思います。
 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)は「ACE2受容体」から侵入してくるために、それを多く発現する細胞に侵入します。この遺伝子新薬は「脂質ナノ粒子」というものに包まれていて、作用時間を長くする目的に化学修飾したmRNAは筋肉から所かまわずに全身の全ての細胞に入り込んで、新型コロナウイルスのスパイクタンパク質を作るようになり、しかもそれはかなり長期間にわたって作用することになってしまったのです。ところが、ヒトの身体というのはそんなに単純ではありません。自分の細胞が作り出したスパイクタンパク質が様々な有害事象を引き起こすことになってしまいました。その上、化学修飾されたmRNAは短期的に消失せず、長期間にわたり存続し続けることになってしまい、全身の細胞にばらまかれた脂質ナノ粒子は炎症を引き起こすことになってしまいました。これが、様々な症状としてのワクチン接種後症候群の原因です。
「murak抗体」は以下の2つの抗体よりなっています。
①抗ACE2受容体モノクローナル抗体(図2上、図3中)
 コンセプトは、喉粘膜上にある新型コロナウイルスの侵入口であるACE2受容体をブロックすることでウイルスの侵入を阻止するというものです。スパイクタンパク質は常に変異していて今後も変異を続けていきますが、スパイクタンパク質に結合する抗体であるならば、変異するごとにその抗体の親和性(ウイルスに結合し、中和することができる力)が低下していってしまいます。ですが、は受容体に対する抗体なので、スパイクタンパク質が次々に変異していってもウイルスの侵入を阻止する効果が期待できると思います。一方で、本来は喉粘膜に存在するACE2受容体がどのような役割を持っているのかはあまりわかっていないのでそれをブロックすることによる弊害も考えなければなりません。ただこの抗体は短期的に流れ落ちるために、一時的なものと思われます。
②抗スパイクタンパク質ニワトリポリクローナル抗体(図2下)
 抗原にはいくつものエピトープがあります。エピトープの一部が変異しても、他のエピトープに対する親和性は維持されます。つまり、変異に対応するリスク分散です。Covinax PREMIUM(コビナックス プレミアム)はニワトリのIgY抗体を用いています。その構造はヒトIgG抗体と類似しており、安定性を有しており、ヒトの免疫はこれを異物と認識しにくいのです。また、卵黄中に抗体が多く含まれるので、精製が比較的容易であり比較的安価で提供することができるようです。
 使用法は喉にスプレーして喉粘膜に貼り付けておくだけです。その結果、喉に付着したウイルスを中和してくれるわけです。その結果、どうなるかは理解できますよね。但し、飲食や飲水によって、剥がれ落ちてしまうので、その後には再度貼り付けることが必要です。この抗体はそこから体内に入っていくわけではありません。
 最後にCovinax PREMIUM(コビナックス プレミアム)は医薬品ではありません。化粧品扱いになります。日本には「医薬品医療機器等法(薬機法)」というのがあって、サプリメントや化粧品の医薬品的効果を広告することはできません。皆さんがこの化粧品の使用感を実感してくれれば良いだけです。
 また、医薬品として使用するにはしかるべき認可を得なければなりません。それには数年単位の時間がかかります。それまで、不必要な恐怖におびえたり、感染することを心配したりして、日常生活に様々な制約をしながら、過ごし続けますか?時間は貴重です!マスクなどという感染予防にとっては有害無益なものにすがりつくのは止めて(ブログ:適切な感染予防とは)、これを使って、そろそろ元通りの生活に戻りませんか?

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25ml(1プッシュ0.1ml、250プッシュ)を1日3回口腔内(喉)にプッシュにて、約3か月弱分です。

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使用期限:開封後は約1年間使用可能、未開封の場合は製造から3年

 

【村上康文 Official Site】(https://www.yasufumimurakami-official.com/projects-3)