ビタミンA+Dによる脳梗塞治療 脳神経外科おたる港南クリニック

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ビタミンA+Dによる脳梗塞治療

 炎症は外敵に対する生体の防御反応です。脳梗塞が起こると、脳組織の障害を感知して免疫細胞は多くのサイトカインを産生し炎症を引き起こします。特にインターロイキン-1β(IL-1β)の増加は、血液脳関門の破綻や他の免疫細胞の脳内への進入を誘導し、脳梗塞の病態を悪化させることになります。以下、脳梗塞急性期患者におけるビタミンAとDによる介入試験の研究論文です。
【目的】虚血性脳卒中の急性期の患者において、ビタミンAとビタミンDの投与により、IL-1β血中濃度の変化と患者予後に与える影響を評価しました。
【方法】虚血性脳卒中急性期患者120人を無作為に4群に分け、12週間の介入を行いました。

【結果】
①IL-1β血中濃度

 プラセボ群は投与後には投与前に比べて、83.7%増加しました。ビタミンA群、ビタミンD群は投与前後でほとんど差がありませんでした。ビタミンA+D群は投与後には投与前に比べて、57.1%減少しました。またプラセボ群の投与後に比べて73.4%減少しました。

②NIHSSスコア(National Institutes of Health Stroke Scale:脳卒中の神経学的重症度を評価するスケール)

 全ての群で投与前に比べて、NIHSSスコアは低下しました。ビタミンA+D群は投与後には投与前に比べて54.7%低下しました。
【結論】虚血性脳卒中急性期患者にビタミンA+Dを投与することで、虚血性脳卒中患者のIL-1β血中濃度の減少に伴い神経学的重症度が改善する可能性があるという結論です。

【Combination of vitamin A and D supplementation for ischemic stroke: effects on interleukin-1ß and clinical outcome】Kadri A.,et.al Med Glas (Zenica) 2020; 17(2): 425-432

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 ご注文からお届けまでは約1週間程度は要します。脳梗塞を発症したので、注文後すぐに送って欲しいということには対応いたしかねます。脳梗塞発症前に準備をしておくための用途としてお考え下さい。脳梗塞予防や既往のある方の再発に備えて使用することが理想的です。