今までも何度か、「CoA」という言葉が出てきましたが(ブログ:アセチルCoA)、(ブログ:β酸化)、(ブログ:カルニチンシャトル)、今回はこのCoAについて説明します。

CoAとは、生体内でアシル基を運搬、活性化するための中心的な補酵素です。アシル基とは、有機酸や脂肪酸のカルボキシル基(-COOH)の(-OH)を除いた部分の総称です(ブログ:カルニチンシャトル)。

CoAはADP、パントテン酸、システアミンから構成されています。重要なのは末端にチオール基(-SH)が存在することで、この部分がアシル基(R-CO-)と結合することをチオエステル結合と言います。車の牽引ロープみたいなものですね。このロープの先にアシル基を結合して運搬します。目的地に到着すると、荷物である車[アシル基]を荷下ろしします。つまり、CoAはアシル基を運ぶレッカー車のようなものです。これからも出てきますから覚えておいてください。
CoA(補酵素A)





