アミノ酸はヒトのタンパク質の構成要素であり、その数は20種類あります(ブログ:アミノ酸)。それらのアミノ酸は様々な基準で分類されますが、まずは「必須アミノ酸」と「非必須アミノ酸」の違いを説明します。

20種類のうちで9種類が必須アミノ酸、11種類が非必須アミノ酸です。必須か非必須かの違いは、体内でアミノ酸を生成できるかどうかの違いで、生体内で生成することができないものは必須アミノ酸、できるものは非必須アミノ酸として分別されています。生体内で生成することができない必須アミノ酸は、栄養素を食物から摂取しなければなりません。但し、必須アミノ酸に含まれるロイシン、バリン、イソロイシンは、実は体内でアミノ酸を生成することができます。それなのになぜ必須アミノ酸なのかというと、体内で生成されても活躍する前にすぐ分解されてしまうため、結局食物から摂取しないといけないということで必須アミノ酸に含まれているというわけです。
また、システインは非必須アミノ酸ですが、必須アミノ酸であるメチオニンから合成されます。同様に非必須アミノ酸のチロシンは必須アミノ酸のフェニルアラニンから合成されます。つまり、双方ともかなり必須アミノ酸に近い非必須アミノ酸であると言えます。必須アミノ酸と非必須アミノ酸に分かれていても、みんな同じ別れ方というわけではないようです。

医学生、医師や生化学者は必須アミノ酸名を覚えなくてはなりません。一般の方は聞き流しでいいと思います。医師国家試験にも出てきますので、医学生は必須です(笑)。「風呂場イスひとり占め」と語呂合わせで覚えるようです(笑)。
必須アミノ酸





