紫外線と活性酸素 脳神経外科おたる港南クリニック

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紫外線と活性酸素

「N Engl J Med」という超有名医学雑誌に発表された症例報告の論文に掲載された写真です。

Unilateral dermatoheliosis:Gordon J R S et al.

N Engl J Med .2012 Apr 19;366(16):e25. doi: 10.1056/NEJMicm1104059.

69歳のトラック運転手で、28年間にわたりアメリカで左ハンドル車を運転していました。長時間、左側から差し込む紫外線(UVA)に曝露された結果、左半分が極端な皮膚日射病(dermatoheliosis)になってしまった症例です。

日焼け→活性酸素の発生→皮膚の老化、こんな感じですかね。いうまでもなく活性酸素は大敵ですね。「グルタチオンの枯渇」ブログ内でも述べたように、ワクチン接種後は症状が無くても体内では大量の活性酸素が発生し続けています。自分のデータでは残念ながら、ワクチン接種によって体内で産生され続けるスパイクタンパク質は短期的には消失しないようです。これがいつまで産生し続けるのかは今のところ誰もわかりませんが、2回接種してその後の追加接種は止めたのに、約1年半経過した今でもスパイクタンパク質を産生し続けていることを示唆する検査データを確認しています。スパイクタンパク質が産生され続けている限り、大量の活性酸素が発生され続けます。その活性酸素に長時間曝露され続けることで、写真のような方の結果になってしまう危険性を自分は否定することができません。いつまでも若々しくありたい方にとって活性酸素は大敵ですね。玉手箱から出てくる煙のようにあっという間に老人になってしまうのでしょうか。クワバラクワバラ……