ピルビン酸は糖代謝で分岐点となる重要な物質です。

ピルビン酸は、グルコースが細胞質内の解糖系で代謝されることにより合成されます(ブログ:解糖系)。解糖系でホスホエノールピルビン酸(PEP)からピルビン酸が合成される反応は非酵素的に進行する反応が含まれているため、この反応を逆行する酵素は存在しません。これがメインの経路なのですが、ピルビン酸から乳酸や糖原性アミノ酸であるアラニンと行き来する経路、細胞質のリンゴ酸からの経路もあります。
細胞質内のピルビン酸は、ミトコンドリア外膜に存在する電圧依存性イオンチャンネル(VDAC)、内膜に存在するミトコンドリアピルビン酸キャリア(MPC)によって、ミトコンドリア内に入り、マトリックスに入ります。ピルビン酸はアセチルCoAになり、オキザロ酢酸と合流してクエン酸回路に合流します。オギザロ酢酸とアセチルCoAを原料として、クエン酸が合成され、クエン酸回路は回転します。
ピルビン酸





